Kansai.pmのウェブサイトをRijiで作った話、または最近のpm.orgの管理方法

おはようございます。 若林(@nqounet)です。

Kansai.pmのウェブサイトがシンプルにリニューアルしました。

リニューアルに至った恥ずかしい経緯

私が現在代表をしている Kansai.pm のウェブサイトは、もともとFSWikiというシステムで作られていました。

CGIで動作しているのが古さを感じさせるので、リニューアルしようという話がかなり前からあったのですが、当時はPerl製の使いやすいシステムもなく、なかなかその機会がありませんでした。

しかし、先日、ちょうど新しいサイトを立ち上げようとしたときに参照したら、なんとサーバーにアクセスできなくなっていました。

原因はよくわかりませんでしたが、この際、ちゃんと把握できるようにしようと思ったのです。

最近の使いやすそうなウェブ構築システム

もともとのシステムの要件としては、複数人で管理できることが最優先でした。できればPerl製であればなお良し、という感じです。

当時はあまりなかったのですが、最近はなかなか良い物があります。

Perl入学式でも使用していて、Gotanda.pmでも活用されている、Rijiです。

gitで管理する事ができるのと、github pagesとの相性が良いのが決め手です。

仕組みもシンプルだし、Markdownで記事を書くことができるのもいいですね。

ウェブサイトの管理方法

Rijiはローカル環境で、静的ファイルで構成されたウェブサイトを生成することが可能です。

github pagesと相性が良いのはそのためです。

ただ、出力したファイルを同じリポジトリで管理すると、元になっているMarkdownファイルなど(ウェブのソースコード)もウェブサイト上に存在してしまいますので若干微妙かなと思っています。(Perl入学式のサイトがこの方法です)

Gotanda.pmの管理方法は、生成されたディレクトリをgit-pushdirというツールを使って、ウェブサイトのリポジトリにpushするようです。(使ったことがないので想像ですが。)

ただ、生成されたファイルもソースコードと同じリポジトリで管理されており、管理が二重になるのが若干微妙かなと思っています。

Kansai.pmでは、git submoduleを使用して、生成されたファイルをsubmodule内に生成して管理しています。

若干コマンドが面倒(特にcloneしてからのsubmodule管理)なので、そこはDaikuでまとめてしまいました。

まだ、複数人での運用をしていないので何かしら問題はあるかもしれませんが、今のところうまく動いています。

最近のpm.orgのDNS管理方法

さて、ウェブサイトの方は解決したので、問題はDNSの方です。

とりあえずメーリングリストでざっくり訊いてみると、最近はgithubでDNSの管理もやっているようでした。

英語が苦手なので、変更が一度で済むように連絡先などの情報も書き換えてプルリクエストを送りました。

反映が結構早かったので驚きました。言葉が少なくても、だいたい汲みとってくれる文化がありがたいです。githubで管理している甲斐がありますね。

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