エージェントへの指示ファイルを手作業で編集した話

GitHub Copilotのエージェントとやり取りする中で、指示ファイル(AGENTS.md)を直接編集した体験談です。AIへの指示と手作業のバランスについて考察します。

@nqounetです。

久しぶり(?)に手作業の修正です。エージェントへの指示ファイルを直接編集しました。

きっかけ

GitHub Copilot Coding Agentとのやり取りの中で、エージェントへの指示内容を見直したい箇所がありました。

エージェントへの指示は、リポジトリ内のAGENTS.mdファイルに記述されています。このファイルに書かれた内容が、エージェントの動作に影響を与えます。

これまではエージェントに「AGENTS.mdを更新して」と依頼していましたが、今回は直接編集することにしました。

なぜ直接編集を選んだのか

理由はシンプルです。直接的に指示内容を確認しながら編集したかったからです。

エージェントに依頼する場合、以下のような流れになります。

  1. 変更したい内容をプロンプトで伝える
  2. エージェントが変更を行う
  3. PRの差分を確認する
  4. 意図通りでなければ追加のコメントをする
  5. 2〜4を繰り返す

一方、直接編集する場合はこうです。

  1. ファイルを開く
  2. 編集する
  3. 完了

後者の方が圧倒的にシンプルです。

プロンプトエンジニアリングという選択肢

もちろん、すべてAIに指示をするプロンプトエンジニアリングを貫くのも一つの方法です。

例えば、以下のようなメリットがあります。

  • 動作の検証ができる
  • プロンプトの書き方を改善する機会になる
  • エージェントの能力の限界を知ることができる

実際、これまでの体験を通じて、プロンプトの書き方やエージェントの特性について多くのことを学びました。

今回の判断

今回は、直接編集を選びました。

その理由は、編集したい箇所が明確で、変更内容も決まっていたからです。エージェントに伝えるよりも、自分で直接編集した方が確実で早いと判断しました。

これは「AIに頼らない」という意味ではありません。適材適所で使い分けることが大切だと思います。

まとめ

GitHub Copilot Coding Agentは非常に便利なツールですが、すべてをAIに任せる必要はありません。

  • 探索的な作業や大量の処理はエージェントに任せる
  • 明確な小さな変更は直接編集する

このように、状況に応じて使い分けることで、より効率的に作業を進められます。

今後もエージェントとの協働を続けながら、最適なバランスを模索していきたいと思います。


本記事はバイブブロギングで作成しています

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