@nqounetです。
GitHub Copilotのエージェントパネルを使って、ブログ記事のコードブロックに含まれる誤った言語指定を修正してもらいました。
この記事では、PR #5での体験を振り返り、AIの力を借りて面倒な作業を効率的に完了できたことを共有します。
問題の背景
このブログには870件以上の記事があり、長年にわたって書き溜めてきました。しかし、過去の記事の中には、コードブロックの言語指定が正しくないものが多数存在していました。
例えば:
```perl AutoInstall.pmのようにファイル名が付いている```textになっているがPerlのコードである```plainという存在しない言語指定```Dockerfile Dockerfileのような重複
これらの問題があると、シンタックスハイライトが正しく適用されず、コードの可読性が低下します。
人間には辛い作業
正直に言うと、この手の作業は私のような人間にはとても苦手で辛い作業です。
- 870件以上の記事を一つ一つ確認する必要がある
- 単調な繰り返し作業が延々と続く
- 見落としが発生しやすい
- モチベーションを維持するのが難しい
AIがなければ、このような修正を行うことはなかったでしょう。
エージェントパネルへの依頼
最初の指示は非常にシンプルでした。
コードブロックの言語の指定が正しくないものを修正してください
この短い指示だけで、エージェントはタスクセッションを開始しました。
追加の指示
最初の修正を確認した後、追加の指示を出しました。
Perlコードの認識
コードブロックの中身がPerlのソースコードと推測される場合はperlであることを明示してほしかったので、以下のように指示しました。
#!/usr/bin/perlが含まれるコードブロックは perl とみなしてください
この指示により、エージェントは #!/usr/bin/perl または #!/usr/bin/env perl を含む26個のコードブロックを perl として修正しました。20ファイルが対象でした。
修正された内容
最終的に、エージェントは44のMarkdownファイルで68箇所のコードブロック宣言を修正しました。
修正内容の例:
| 修正前 | 修正後 |
|---|---|
```perl AutoInstall.pm |
```perl |
```yaml cpanfile |
```yaml |
```text (Perlコード) |
```perl |
```plain |
```text |
```Dockerfile Dockerfile |
```dockerfile |
``` (Perl shebang付き) |
```perl |
すべてのコードブロックが適切な言語識別子を持つようになり、ファイル名やラベルが付いていた不正なシンタックスも解消されました。
感想:もう感謝しかない
この体験を通じて感じたのは、もう感謝しかないということです。
作業時間の劇的な短縮
人間が行えば数時間、あるいは数日かかるような作業を、エージェントは数分で完了しました。しかも見落としなく、正確に。
精神的な負担の軽減
単調な作業は精神的に疲れます。「また同じような修正か…」という気持ちと戦いながら作業を続けるのは本当に辛いものです。エージェントにはそのような精神的な負担がありません。
品質の向上
人間が長時間の単調作業を行うと、必ずミスが発生します。エージェントは一貫した品質で作業を完了してくれます。
まとめ
GitHub Copilotエージェントパネルを使ったコードブロック言語指定の修正は、AIの力を実感できる素晴らしい体験でした。
主なポイント:
✅ シンプルな指示: 「コードブロックの言語の指定が正しくないものを修正してください」だけで開始
✅ 追加指示への対応: Perl shebangの認識など、追加の要求にも柔軟に対応
✅ 大規模な修正: 44ファイル、68箇所を一括修正
✅ 短時間で完了: 人間なら数時間以上かかる作業を数分で完了
✅ 高い精度: 見落としなく正確に修正
AIがなければこのような修正を行うことはなかったでしょう。本当に、もう感謝しかありません。
参考リンク
本記事はバイブ・ブロギングで作成しています
この記事は、実際にGitHub Copilotエージェントパネルを使用した体験を基に作成されました。