@nqouです。
11月にGitHub Copilotのプレミアムリクエストを初めて本気で使ってみました。気づけば、枠を限界まで使い切っていました。
見事に100.0%になり、プレミアムリクエストの枠を使い切りました。正直に言うと、12月1日の朝はリセットされるかどうか少し不安でした。
12月1日の朝、そして復活
12月1日の朝、問題なくリセットされていました。少し安心しました。
0.0%から再スタートした瞬間、「今月も使い倒すぞ」と気持ちが高まりました。
驚異的な使用量の伸び
振り返ると、11月の使用パターンは興味深かったです。プレミアムリクエストを意識してからの伸びが顕著でした。
このグラフを見ると:
- 11月前半(〜11月20日): 緩やかな上昇で、まだプレミアムの真価に気づいていない時期でした。
- 11月後半(11月21日〜): 急激に利用が増え、本格的に活用を始めました。
- 11月末: ほぼ垂直に近い上昇で、完全に使い倒しモードになりました。
2025年全体の使用傾向
年間を通して見ても、11月の急激な伸びは目立ちました。
このグラフから分かること:
- 1月〜10月: 緩やかな成長で、月あたりおよそ$2〜4の範囲でした。
- 11月: 爆発的に増え、一気に$14を超えました。
- 12月: さらなる活用が期待できる状況です(この時点では始まったばかりでした)。
これまで十分に使ってこなかったことを悔やんでいます。もっと早くその価値に気づくべきでした。
プレミアムリクエストで何が変わったのか
1. コード生成の質が向上
通常リクエストでも十分優秀ですが、プレミアムでは次の点が改善しました。
- より複雑なコンテキストを理解できるようになりました。
- 長いコードの一括生成がしやすくなりました。
- 詳しい説明やドキュメント生成が行えるようになりました。
2. リファクタリングが楽になった
大規模なリファクタリングでは、プレミアムの恩恵が特に大きかったです:
|
|
3. カスタムエージェントの活用
12月に入って、カスタムエージェントの使い方が分かってきました。
カスタムエージェントとは:
- 特定のタスクに特化したAIアシスタントです。
.github/agents/に定義します。- プロジェクト固有の知識を持たせることができます。
4. 学習とドキュメント作成の効率化
新しい技術を学ぶ際、以下が効率化しました。
- 公式ドキュメントの要約がしやすくなりました。
- ベストプラクティスの提案を受けやすくなりました。
- サンプルコードの生成が迅速になりました。
- FAQの作成も効率的に行えるようになりました。
いずれもプレミアムリクエストで高速化されました。
12月の目標:もっと賢い仕組みを作る
11月の経験を踏まえ、12月はさらに進化させたいと考えています。
目標1: カスタムエージェントの体系化
現在いくつかのカスタムエージェントを作成していますが、体系化はまだです。
|
|
これらを有機的に連携させる仕組みを作りたいと考えています。
目標2: ワークフローの自動化
GitHub ActionsとCopilotを組み合わせて次の自動化を目指します:
- PR作成時の自動レビュー
- コード品質チェック
- ドキュメント生成
- テストケース提案
目標3: ナレッジベースの構築
プロジェクト固有の知識を蓄積し、Copilotに学習させることを目指しています:
- アーキテクチャ決定記録(ADR)
- ベストプラクティス集
- よくある問題と解決方法
- コーディング規約
目標4: チーム活用の促進
個人利用に留めず、チーム全体で活用する方法を模索しています:
- カスタムエージェントの共有
- ベストプラクティスの共有
- 活用事例の収集
プレミアムリクエストを最大限活用するコツ
11月の経験から得た、効果的な使い方をご紹介します:
1. 明確な指示を出す
|
|
2. コンテキストを提供する
関連するファイルを開いておく、または具体的な要件を説明しておくことをおすすめします。
3. 段階的に進める
一度に全てを求めず、段階的にレビューしながら進めることを推奨します。
4. カスタムエージェントを活用
繰り返し発生する作業は、カスタムエージェントとして定義すると便利です。
5. フィードバックループを回す
生成されたコードをレビューし、改善点をフィードバックしてください。
まとめ
11月にGitHub Copilotのプレミアムリクエストを使い倒してみて、その威力を実感しました。
学んだこと:
- プレミアムリクエストは予想以上に強力でした
- カスタムエージェントの可能性は大きいと感じました
- もっと早く使い始めるべきでした
12月の抱負:
- カスタムエージェントをさらに洗練させます
- チーム全体での活用を促進します
- ワークフローの自動化を進めます
- もっと賢い仕組みを作ります
そして何より、プレミアムリクエストの枠を今月も使い切る勢いで活用していきたいと考えています。