「プリミティブ型を直接使うコード、なんとなく不安だな…」 「テストを書いてるはずなのに、なぜかバグが出る…」
そんな悩みはありませんか?このシリーズでは、値オブジェクト(Value Object)とテスト駆動開発(TDD)という2つの強力な武器を使って、堅牢でバグの少ないコードを書く技術を身につけます。
PerlとMooを使った実践的なコード例で、基礎から応用まで段階的に学べます。
📖 読了時間の目安: 各記事 約15〜20分 × 5回 = 合計 約1.5〜2時間
シリーズの流れ
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対象読者
- Perlでオブジェクト指向プログラミングを学びたい方
- ドメイン駆動設計(DDD)の考え方に触れたい方
- Test2を使ったテスト駆動開発に興味がある方
- JSON-RPC 2.0の実装に携わる方
前提知識
- Perlの基本文法(変数、サブルーチン、リファレンス)
cpanmなどでモジュールをインストールできること
[!TIP] Moo、Test2、Type::Tinyの使い方はシリーズ内で丁寧に解説します。事前学習は不要です。
学べること
- 値オブジェクトの3つの重要な特徴(不変性、値による等価性、バリデーション)
- 仕様書から値オブジェクトを設計するプロセス
- Red-Green-Refactorサイクルによる堅牢なコード開発
- Type::Tinyを使った型安全なPerlプログラミング
- 境界値テストとエラーハンドリングのベストプラクティス
シリーズ記事一覧
第1回: 値オブジェクト入門
プリミティブ型の問題点から始まり、値オブジェクトの基本概念(不変性、値による等価性、バリデーション)を学びます。Moneyクラスの実装を通じて、PerlとMooでの実践的な実装方法を解説します。
✅ この記事で得られるもの: 「なぜ値オブジェクトが必要か」の理解と、最初の値オブジェクト実装
第2回: JSON-RPC 2.0仕様から学ぶ設計
実際のプロトコル仕様書から値オブジェクトを設計するプロセスを学びます。RFC 2119のMUST/SHOULD/MAYキーワードの読み解き方、制約の型表現、JsonRpcVersion値オブジェクトの完全実装を解説します。
✅ この記事で得られるもの: 仕様書を読み解いて設計に落とし込む実践スキル
第3回: Test2でTDD実践
Test2::V0を使ったRed-Green-Refactorサイクルを実践します。MethodName値オブジェクトを題材に、ok/is/like/dies/lives/subtestの使い分け、境界値テスト、サブテストによる整理を学びます。
✅ この記事で得られるもの: TDDのリズムを体得し、自信を持ってテストを書ける状態
第4回: 複合値オブジェクトの設計
複数の値オブジェクトを組み合わせた複合値オブジェクトを実装します。Type::TinyのMaybe/InstanceOf、JSON-RPC Request/Responseの完全実装、ファクトリーメソッドパターンを解説します。
✅ この記事で得られるもの: 実務で使える複雑なオブジェクト設計のパターン
第5回: エラー処理と境界値テスト(完結)
シリーズの総まとめとして、エラーハンドリングと境界値テストの実践を学びます。Fail Fast原則、JsonRpcError値オブジェクト、Test2の高度な検証機能(array/hash/match)を解説します。
✅ この記事で得られるもの: 本番品質のコードを書くためのエラー処理とテスト技法
このシリーズを終えたら
シリーズ完了後は、以下のステップに進むことをおすすめします。
Mooをより深く学ぶ
その他のステップ
- 実際のプロジェクトで値オブジェクトを導入してみる
- 他のデザインパターン(Command、Strategyなど)を学んで設計の引き出しを増やす
