@nqounetです。
このシリーズでは、PerlとMooを使ってAPIレスポンスシミュレーターを作りながら、Factory Methodパターンを学びます。
シリーズ概要
バックエンドAPIがまだ完成していないのに、フロントエンドの開発を進めなければならない。そんな課題を解決する「偽API」を作りながら、オブジェクト指向設計の実践を学びます。
最初はシンプルに始めて、シナリオが増えるにつれてif/elseが肥大化する問題を体験。そして継承とRoleを使った設計改善を通じて、Factory Methodパターンの本質を理解します。
このシリーズで得られるもの
- 実務でありがちな「APIがないと検証できない」問題を自作ツールで突破できる
- 生成パターンを「テストの現場課題」に落とし込み、暗記で終わらせない
- シナリオ追加のたびに設計が改善される実感を得られる
- Factory Methodパターンを自然に習得できる
対象読者
このシリーズは以下の読者を対象としています:
- Perl入学式卒業レベル
- Mooによるオブジェクト指向プログラミングの基礎を習得済み
- 「Mooで覚えるオブジェクト指向プログラミング」シリーズを読み終えた方
前提知識
以下の知識があるとスムーズに学習できます:
- Perl v5.36以降の基本文法(signatures、postfix dereferenceなど)
- Mooによるクラス定義の基礎(has、extends、with)
目次
学習の流れ
このシリーズは以下の流れで進みます:
- 第1回〜第2回: 問題の認識(シンプルな実装 → if/elseの肥大化)
- 第3回〜第4回: 継承とRoleによる設計改善
- 第5回〜第6回: オーバーライドと共通処理の集約
- 第7回〜第8回: OCPの体験とFactory Methodパターンの理解
完成するもの
シリーズを通じて、以下の機能を持つAPIレスポンスシミュレーターを作ります:
- 成功レスポンス(200 OK)
- 404 Not Foundエラー
- 401 Unauthorizedエラー
- 429 Too Many Requests(レート制限)
- 500 Internal Server Error
各シナリオは独立したクラスとして実装され、新しいシナリオを追加しても既存コードを変更する必要がありません。
