Kansai.pm第16回ミーティングを開催してきました

おはようございます! 若林(@nqounet)です。

興奮冷めやらぬ感じですが、感想ブログを書きますよ。

「ブログを書くまでが Kansai.pm 」を実践します。

迷子

会場はナレッジサロンだったのですが、初めての方には結構迷う場所のようです。

そういう私も、最初は迷ってスタッフさん用の入り口のほうから無理やり入れていただいた口です。

案内に気をつけていたつもりですが、2,3人のかたは迷ってしまっていました。

この辺り、ナレッジサロンでセミナーなりカンファレンスなりを開催している方に対策を聴いてみたいところですね。

本編

開始は10分ほど遅くなりましたが、発表者が全員揃ったので本編に突入です。

オープニングで使ったスライドの原本はこちらです。

前日に、「どんな話が聴きたいですか」というアンケートの結果を公開したら、皆さんがいい感じにトークに取り入れてくれたので最高でした。これは次回もやりたいですね。

というか、このオープニングで追加した項目にまで対応してくれた @__papix__ 氏は、むしろちゃんとトークを聴いたほうが良いと思いますw

ところで、スライドを作るのが面倒なので、私はいつも「App::revealup」を使っています。Markdownで書いたテキストをいい感じにスライドにしてくれるツールです。

元々Markdownからスライドにしてくれるツールを自作したりしていたのですが、こっちのほうが便利なので乗り換えました。

私の使い方が悪いだけかもしれませんが、最新版だとCSSが微妙なので、 carton でバージョンを 0.19 に固定して使っています。

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requires 'App::revealup', '==0.19';

Markdownは、幾つかの書き方を覚えるだけでもかなり捗りますので、IT系じゃない方でもパソコンを使う方全般におすすめです。

見出し(H[1-6])とリスト(UL, LI)と整形済みテキスト(PRE)に対応する書き方はすぐに覚えられるので是非お試しください。

以下のページがそこそこいい感じにまとまっています。

Markdownのエディタは、MacならMouがオススメです。2年以上前からいろんな人に推奨しています。

Windowsは、2年以上前に探したきりですが、いくつかオススメはありました。今はどうかわかりませんが。

スライドを作成するときは、自分にあったツールを使えば発表のハードルが低くもなりますので、是非お試しください。

閑話休題。

日数や秒数は計算するのは面倒なので、当然Perlで計算しています。

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#!/usr/bin/env perl
use utf8;
use strict;
use warnings;
use feature 'say';
use open qw/:encoding(utf8) :std/;
use Data::Printer {deparse => 1};
use Time::Moment;

my $kansaipm15 = Time::Moment->from_string('20130223T00Z');
my $kansaipm16 = Time::Moment->from_string('20160320T00Z');
say $kansaipm16->delta_years($kansaipm15);
say $kansaipm16->delta_days($kansaipm15);
say $kansaipm16->delta_hours($kansaipm15);
say $kansaipm16->delta_seconds($kansaipm15);

@karupanerura さんのトークにもありましたが、 Time::Moment は非常に高速です。

from_string は確かに汎用的ではないのですが、 Moment.js との親和性は高いので、モダンなウェブアプリならこれ一択でしょう。

今見ていたら、トーク内で紹介されていた issue がクローズしていたので、今後が楽しみですね。

@azumakuniyuki さんの、 Perl から Ruby に移植するデモ(?)が、かなり大雑把で良かったです。

||= は確かにハマるような気がしました。

関係ないですが、「しました」と入力する時によく「姉妹sた」ってなるのですが、Perl と Ruby の姉妹ってところを思い出してうっかり笑ってしまいました。

@sago35tk さんの、同じものを作るのが何故良いのか、というところは思い出してみると本当にそのとおりでした。感想戦というんでしょうか、何故そうしたのかというのをお互いに話すことで得るものがあります。ペアプログラミングと似たような効果もありそうですね。

最後のまとめに、業界の苦労や勉強会に参加する意義がいい感じにまとまっています。「楽しく失敗体験できる」というのは本当に涙が出そうです。成功体験も大事ですが、楽しい失敗体験も大事ですね。

@xtetsuji さんの、トークを聴いていて、どのCMSを使うのかはやっぱり用途次第だな、と思いました。

Kansai.pmのウェブサイト は、Rijiを使っていますが、これはライターにはある程度のスキルが必要になりますが、オフラインでも記事(下書き的意味ではなく)を書くことができるし、Markdownで書けるし、gitで管理できるのでライターの概念がありながらもユーザー管理はないし、HTMLファイルを生成するのでサーバーを選ばない(githubでもOK)などの特長があります。

どれを選べば一番みんながハッピーなのかを考えて選択するのが肝心だなぁ、と思いました。

@__papix__ さんは主催者泣かせですね。発表時間はなるべく守ってください。

まあ、アンケートの結果について沢山話してくれていたので、参加者の皆さんには参考にしていただけたのではないかと思います。

過去に書いたコードは資産、というのは完全に同意です。そして、その資産から新しい資産が生まれる。

ライブコーディングも、ペアプログラミングと同じように、他の人のプログラミングスタイルとか、成果物からは見えない部分を見ることができる(シェルの使い方とか)のでいいと思います。

呪文のように唱えていた「subako」を呼び出していたのは、たぶん peco を使っていると思うのですが、こういう系の知識ってなかなか得られないんですよね。調べる方法がまずわからないし、そもそもそういう事ができる、ということを知る機会もないと思いますが、そういった部分をざっくり質問したりできるのが、勉強会の良い所だなと思います。

それと、値を表示する時に使っていた DDP は Data::Printer というモジュールで、かなりオススメしています。

この記事には、少しですが peco についても書いているので参考に読んでみてください。1年半ほど前に書いたものですが、まだ使える記事だと思います。

そんなこんなで、結局時間一杯までライブコーディングだったので、懇親会の準備などがバタバタになり、懇親会に参加されない方にはちょっと申し訳ない感じの締め方になってしまったのが心残りです。

会場のナレッジサロンは、1人だと2時間までしか確保できないので、@tomcha_ さんが追加で2時間確保してくれました。

打ち合わせもしていないのに、参加者の会場の出入りやOAタップの確保など、的確に動いていただいて本当に助かりました。ありがとうございました。

懇親会、LT

会場が4時間確保できたので、ナレッジサロンのパーティプランを試してみました。

できることは知っていて、開催されていることも知っていたのですが、実際に頼んだのは初めてです。

準備も手際よく、料理も美味しいし、素晴らしいですね。

会場の片付けも、通常は机の配置を戻したりする必要があるのですが、そのへんもやっていただけるので時間いっぱいまで懇親会を楽しむことができました。頼んで正解でした。

人数が予定よりも3人増えた(12人想定が15人)こともあって、料理が30分も経たずになくなってしまいましたが、料理は増やせない(実際は通常メニューは頼めるのですが)とはいえ、人数の変更が柔軟なところは助かりました。

LT募集ページには誰も登録していなかったのですが、結局5名がLTっぽい感じで発表しました。

LTというか、タイムキーパーもいない、ドラもない、ツッコミありの、とても自由な発表でした。

勉強会の懇親会らしいことができるのが本当に良いですね。

会場が確保できれば、次回もこの感じでやりたいです。

二次会

二次会は総勢12名の大所帯でしたが、ダメ元で突撃した鶏の唐揚げが美味しい店を確保できて良かったです。

確保に走ってくれた @stc1988 さん、ありがとうございました。

全部で唐揚げいくつ頼んだんだろうか?

二次会とはいえ、かなり飲み食いしたと思うのですが、一人あたり2000円でお釣りが来る、本当に良い店です。

そういえば、この店は私がメイヤーらしいです。

まとめ

まとめられないのですが、無事開催できて本当に良かったです。

次回は8月にやります、とか口走ったようなので、それに向けて邁進したいと思います。

その際は、是非ご参加のほど、よろしくお願い申し上げます。

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