まほでんわーるどが面白い

ゴールデンロア以来、久々に面白いゲームを見つけて、今現在はまってます。

様々なクラスにクラスチェンジできるユニットを6人までのパーティにまとめ、さらにそのパーティを同時に最大8パーティ、ひたすらダンジョンに潜らせて、キャラ育成・アイテム収集を行うゲームです。ダンジョンではパーティは自動で探索を行い、敵に出会うと自動で戦闘を行います。

超魔宝電脳 [soft03] まほでんわーるど

プレイヤーは最初のキャラクターでもありますが、実際にはキャラクターに指示を出すブルジョアみたいな感じです。もっとも、最初はまったくお金を持っていない状態からのスタートですが。この手のタイプのゲームだと、クラスチェンジできるレベルできっちりとクラスチェンジしたいので、ついつい頑張ってあーでもないこーでもない、と試行錯誤するのですが、その試行錯誤がとても楽しいです。

で、プレイするのも楽しいのですが、ゲームを作っている私にとっては、このゲームのアイディアに感心しました。

一つはもちろん、全体的なシステム。プレイヤーはキャラクターの指示係という位置づけです。サッカーの監督ゲームの様な感じでしょうか。キャラクターには「退却」以外の命令ができませんので、ダンジョンを進んだり戦闘したりするのは全て自動です。このゲームはオンラインゲームではありませんが、プレイヤーがキャラクターに命令して、キャラクターがリアルタイムで動く、というのは、オンラインゲームでも使える手法です。ゴールデンロアも、方針を入力しておけば、あとは自動で冒険に出発してくれるオンラインゲームでした。

もう一つはダンジョンのシステム。ダンジョンのエリアは「広さ」と「敵の多さ」という二つのパラメータで表現しています。この二つのパラメータと「エリアの数」でダンジョンのバリエーションが驚くほど豊富になります。「広さ」は、次のエリアに行く「階段」を見つける確率に影響します。最後のエリアで「階段」を見つけると、そのダンジョンをクリアした事になります。「敵の多さ」は、敵に遭遇する確率で、敵を倒すとそのエリアで敵に遭遇する確率が下がっていきます。そして、ダンジョンをクリアすると「敵の多さ」が少し回復します。

この単純なことで、

  1. クリアするまでは徐々に難易度が下がっていき、
  2. クリアすればするほど難易度の高い状態に維持される、

のです。面白い仕組みです。

このダンジョンのシステムは何かの機会で使ってみたいですね。

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