Perl入学式#4で講師役をしてきました
2012年4月16日
@nqounetです。
昨日(4月15日)はPerl入学式#4でした。
主な内容としては、
- 前回までのおさらい
- Perlの開発環境構築(perlbrewとcpanm)について
- CPANモジュールの紹介とインストールと実演と本の紹介(http://amzn.to/HaUNiS)
- 正規表現について(極簡単に)
- ハッシュについて
- リファレンスについて
でした。
スライドについて
<
p>スライドはgithubで公開しています。
よく考えてみれば、正規表現とハッシュとリファレンスを一気にやってしまったというのは詰め込み過ぎだったかもしれません。参加された皆さんの理解が良くてほっとしました。
今回、資料作成にあたっては、Learn Perl in about 2 hours 30 minutes、というページを参考にしました。
特にPerlで難しいと言われている「リファレンス」をどのようにすれば理解してもらえるのかのヒントがありました。Perlのリファレンスの必要性を、複雑なデータ構造を実現するための手段として紹介したのは非常に良かったと思います。
今回の反省点について
反省点としては、時間配分がかなり適当だったことです。
やはり、問題を解いてもらう、というのは思っているよりも時間がかかります。解説にも時間がかかりました。おさらい問題をやったのですが、それが終わった時点で40分押し、という異常事態でした。
しかし、他の部分で長く見積もっていたり、サンプルコードを書いてもらうつもりだった部分を省略したりして、なんとか時間内(と言っても最後の問題はできませんでした)におさめることが出来ました。
また、リファレンスの紹介として、スカラーのリファレンスや、矢印(->)の省略の仕方も紹介したのですが、これらは別の機会にしたほうが良かったのかもしれません。スカラーのリファレンスには意味が無いのでは、というような話題にもなってしまったので。
個人的な感想について
個人的には、プログラミング言語としてのPerlの魅力というよりも、Perl(特にCPAN)を使うことの利点について伝えることはできたんじゃないかと思います。
最後の方は、自分で作ったスライドなのに読めなくて、思ったよりも消耗した感じでした。5時間は長いですね。次回からは3時間程度におさめる予定で考えたいと思います。