#Perl入学式 #10 で講師役をしてきました
2012年11月28日
@nqounetです。
Perl入学式 #10 で講師役をしてきました。
イベントの募集ページを見ていたら、補欠参加もいるという盛況っぷりでした。
あとで訊いたところによると、Web開発に関することだったり、MojoliciousというWAFを扱うということが興味をそそった感じでした。
ライブコーディングだったはずでは?
事前の打ち合わせの時は「ライブコーディングかなー」と言っていたのですが、何もない状態で講師役をするのは難しそうだと思って資料を作成していたら、コードは参加した皆さんが書いて、私は1行も書かない、というスタイルになっていました。
何を間違ったのでしょう?
何もない状態から1行掲示板を作る
実際に何かを作る場合、何もない状態から作る、というのが普通(まあ、最初のうちだけでしょうけど)なので、新しくディレクトリを作ってからコーディングする、というのだけは決めていました。
で、そういう感じにするには、ライブコーディングが良さそう、という安直な発想だったのです。
最初はgitやテストも含めようと思っていた
もともとライブコーディング、というスタイルで考えていたため、動かせるようになる度にgitでコミットしたり、簡単にテストを書いてから実装するTDDっぽい事もしようと思っていました。
しかし、書いているうちに説明することが多くなりすぎる事に気づきました。
かなり削った感はあったのですが、実際には、スライドを全部終えた時点で残り5分という、まるで緻密に計算され尽くした感じにはなりました。
もちろん偶然ですが、かなり削った感があっただけに愕然としています。
コードの書き方は同じではない
あたり前のことですが、命令文を理解して書くのと、文字を書き写すのでは、書き方が変わります。
ファイルハンドルの後ろにカンマがあったりなかったり、とか、代入(=)なのかファットカンマ(=>)なのか、あるいは矢印(->)なのかを意識できるかどうかで、同じコードが全く違うように見えるし、書き方も変わると思います。
以前、プログラミングの練習で、コードをなぞっていく方式のものがあったのですが、入力の仕方が違うのでプログラミングというよりはタイピングの練習だな、と思ったことがあります。
例えば、ちゃんと理解している人は、括弧やクォーテーションなんかは、先にセット(""とか{}とか)で書いて、そのあと間を埋める、という人がほとんどじゃないかと思うわけです。
しかし、書いてある物をそのまま転写する時は、おそらくそういう書き方はしないような気がします。
レスポンスがほしい
Perl入学式の特長としては、手厚いサポート(当社比)があります。
全員が動作するまでは次のステップに進まない、ようにしているのですが、例えば、できた人は挙手、みたいなことをやったとして、できていてもあげない人がほとんどです。
まあ、大体そんな感じなのは予想どおりなので、ざっと巡回して勝手に見てまわります。
個別に訊くとちゃんと返事を返してくれるので、その辺は助かりますし、懇親会の席では色々と話をしてくれたりもするので、やり方次第で、もっと反応があるのかもしれません。
もし、言えなかったこととか訊けなかったこととかがあったら、ブログなどでこっそり書いてほしいと思っています。
まとまらない
つらつらと書いていたら、何が言いたいのかよくわからなくなってきました。
今回は、自分の中では思っていたところまでは進んだし、理解度はわからないけれども、全員がちゃんと動くものが出来ている、という事で、かなり満足のいく結果でした。
初参加の人もかなり多かったのに、ほとんどの人が開発環境を用意できていたので、人数が多かった割にはスムーズでした。
久しぶりにStrawberryPerlが活躍したり、サクラエディタの漢字コードがShift_JISになっていて文字化けしたのも、今では良い思い出です。
次回へ向けて
次回は、今回の続きになるのですが、次回から参加される方を考慮して、今回の分をライブコーディング(まだ言うか)して、そこから続きを作成していく、という感じにしようかなと思っています。
なので、次回が初参加の方でも大丈夫です!