YAPC::Kyoto 2023に行けなかった私がボランティアスタッフになってみた

おはようございます。 @nqounet です。

2023年3月19日に開催された YAPC::Kyoto 2023 に、ボランティアスタッフとして参加してきました。

応募に至った経緯

久しぶりのオフライン開催だったため、チケットの購入が必要であることを完全に失念しており、後になって気付いたところ、既に完売となっておりました。 困っていたところ、ボランティアスタッフが募集されていることに気がつきました。 そういうわけで、ボランティアスタッフに応募したところ、なんとか採用いただいた、というわけでした。

募集記事にも少しは書いていますが、実際の仕事(?)の内容を紹介したいと思います。 仕事(?)の内容としては、前日と当日でいくつか違いがあります。

前日のお仕事

前日は、ノベルティの準備が主な内容です。 トートバッグに各種ノベルティを入れて、セットにする作業です。 以前は、Tシャツをたたむ、というのがなかなか大変だったように記憶していますが、今回は、畳まれている状態で袋に入っていたので、全体の作業量が減り、かなり早く終わりました。

当日のお仕事

当日は、会場全体に配置されます。 私の担当は「Gyazoホール by Helpfeel」ということでしたが、集合から担当部屋の設営をし、その後、最初のトラックまでは受付のヘルプとして「Scrapboxホール by Helpfeel」で、来場者への声掛け(どこに並ぶのか、など)をしてました。

部屋担当のボランティアスタッフとして私がやっていたのは、部屋の設営と撤収、トークの開始時と終了時のドアの開け閉め、質問者へマイクを持っていく、ランチセッションの前後にテーブルの除菌をする、などでした。 今回特に気をつける必要があったのは、感染予防対策として、質問者ごとにマイクの消毒やマイクカバーを取り換える、ということでした。 マスク解禁後とはいえ、気になりますよね。

部屋担当の仕事としては、他にも、司会進行、タイムキーパーなどもありますが、それらは主にコアスタッフの担当になります。

もちろん、部屋担当以外にも役目はあるのですが、今回は観測範囲外なので、他の方のブログを探してみるのも良いと思います。

ボランティアスタッフとしての感想

今回は、チケットを購入し忘れたため、代替案としてのボランティアスタッフ参加でしたが、普通に参加するよりも楽しく感じました。 コアスタッフは楽しむどころではなかったかもしれませんが、多少でも力になれたとすれば幸いです。 スタッフ用にSlackのワークスペースがあるのですが、熱量がすごいです。 現在進行形で「ふりかえり」を実施していますが、やり切ったからこそのKPT(Keep, Problem, Try)がたくさん出ています。 次回開催の YAPC::Hiroshima は、今回よりもさらに良いイベントになると確信しています。

ボランティアスタッフのすすめ

ぶっちゃけたところ、とってもホワイトな現場です。(※個人の感想です) お給料は出ませんが、チケットは不要(チケット代が浮いた)で、お昼はお弁当が出ます。(お昼代が浮いた) さらに、今回は打ち上げとして、登壇者とスタッフ(ボランティア含む)でディナー会もありました。(飲み代が浮いた) また、スタッフであることがわかるように、スタッフ用のTシャツが配給されます。 さらに、今回はスタッフパーカーも配給されました。(洋服代が浮いた) さらにさらに、余ったノベルティは持って帰ることもできます。 私は一つで十分だったので遠慮しましたが。

もしも、あなたが少しでも YAPC に興味はあるのであれば、試しにボランティアスタッフとして参加してみる、というのも選択肢に加えてみてください。

ちょっとだけ本編の感想

さて、今回はボランティアスタッフとして参加していたわけですが、メンバーと調整しておけば、見たいトークは遠慮なく見ることができます。 特に部屋担当は余力がある(※個人の感想です)ので、そこそこ自由が効くと思います。

担当部屋以外のトークでは、昨今のデプロイ事情が気になったので、 デプロイ今昔物語 〜CGIからサーバーレスまで〜 を見に行きました。 CGIと聞くと懐かしさが込み上げてきます。 デモで使っているCGIスクリプトの文字コードがEUC-JPだったのが本格的(?)でした。

「Gyazoホール by Helpfeel」の撤収がすぐに終わったので、ライトニングトークやキーノートも全編見ることができました。 キーノートは、ジーンと来ました。 「転機」というのは誰にでもあるのかもしれませんが、それからどうするのか、がとても重要なんだなと思います。 私の場合は、Kansai.pmの参加者(モブ)から、コミュニティを引っ張る役目(メインキャラ)を選んだことが大きな転機だったと思います。 そのおかげで、いろいろな方に顔を覚えていただいたり、YAPC::Kansaiが開催できたりしました。 スケールは違いますが、シンパシーを感じました。 会場で聞くことができて本当によかったです。

まとめ

何度も書いてますが、今回はボランティアスタッフとして参加できて、本当によかったです。 チケットが売り切れになっていた時はどうしようかと思いましたが、ボランティアスタッフとして応募することにして良かったです。 YAPCは、技術カンファレンスという場ですが、Perlという言語を媒介にしたコミュニティでもあるんだろうなと思います。 本当に今回は参加できて良かったです。

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